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中古パレットの買取業者を利用するメリットとは? 選び方のポイントや注意点をご紹介|中古パレット(木製、プラスチック等)の買取・販売はキーフェルへ

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中古パレットの買取業者を利用するメリットとは? 選び方のポイントや注意点をご紹介

中古パレットの買取業者を利用するメリットとは? 選び方のポイントや注意点をご紹介

2024/03/21

基礎知識

「仕入れに使われてそのまま残っている」「長期間使用したが、経年劣化により使用できない」などの理由から、倉庫やオフィス、事務所に使用済みとなったパレットが山積みになっていないでしょうか。こうしたパレットを見て「パレットはごみとして処理できるのだろうか」「手間暇かけずに処分する方法はないだろうか」「コストをかけずに片付けたい」と感じている方もいるでしょう。

 

そこで本記事では、中古パレットの買取業者を利用するメリット・デメリットをご紹介します。記事後半では、買取業者を選ぶ際のポイントや利用時の注意点もご紹介するので、中古パレットを売却しようと検討している方は、ぜひ参考にしてください。


中古パレットの買取業者を利用するメリット


中古パレットの買取業者を利用するメリットは、以下のとおりです。

 

      産業廃棄物として処分するための費用を抑えられる

      売却により収益を上げられる

      SDGsにも貢献できる

 

本来中古パレットは、産業廃棄物として処分しなければなりません。通常それには費用がかかりますが、買取業者に買い取りを依頼するとその費用を抑えられます。また売却により、収益を上げられる点もメリットです。

 

加えてパレットをリユースもしくはリサイクルすることになるので、SDGsにも貢献できます。SDGsSustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、国連サミットで採択された2030年までに達成を目指す国際的な開発目標です。17のゴールと169のターゲットから構成されており、中古パレットの買取依頼は目標12の「つくる責任 つかう責任」につながります。


中古パレットの買取業者を利用するデメリット


買取業者に依頼する際は、メリットだけでなくデメリットもあります。利用に当たっては、以下のデメリットを押さえておきましょう。

 

      サイズや枚数がある程度そろっていないと買い取ってもらえない可能性がある

      破損・汚れが著しいと買取対象外となることがある

      対応エリア外の場合持ち運びのために人件費や輸送費などのコストがかかる


詳細は買取業者を選ぶ際のポイントや注意点を解説します。


中古パレットの買取業者を選ぶ際のポイント




中古パレットの買取業者を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

      古物営業法を遵守しているか

      対応エリアに該当しているか

      持ち込み・出張どちらに対応しているか

      SDGsに取り組んでいるか

      料金設定が明確か

      実績が豊富か

 

それぞれのポイントで見るべき点などをご紹介します。


古物営業法を遵守しているか


中古パレットの買取業者は、古物を取り扱うため古物営業法の規制を受けます。信頼できる中古パレットの買取業者かを判断するために、古物営業法を遵守しているかを確認しましょう。

 

古物営業法とは、古物の売買や交換業を営む事業者を規制する法律です。この法律は、古物の売買に関する犯罪を防止し、透明性のある公正な取り引きを確保することを目的としています。古物を取り扱う事業者は、古物営業の許可を警察署から得る必要がある他、以下の防犯三大義務を負います。

 

      取引相手の本人確認

      年月日・品物・数量・特徴・氏名・住所を記した書類を3年間保存する

      不正発見時の警察への報告

 

上記の義務以外にも、標識を見やすいところに掲示する、営業所ごとに管理者を選任し報告するなど詳細な内容が定められています。


古物商許可証の有無を確認する方法


古物商許可証を取得しているか否かは、以下の方法を用いると確認できます。

 

      取引相手から直接聞く

      営業所に掲示されている古物商プレートを確認する

      取引相手のホームページを確認する

      公安委員会が公開している検索データベースから確認する

 

上記のいずれを確認しても古物商許可証を得ているか不明な場合は、トラブルに巻き込まれるリスクを回避するためにも、取り引きを行わないのが賢明な判断です。


対応エリアに該当しているか


業者の対応エリアと、買い取りを依頼したい中古パレットが置かれている事業所が一致しているかも確認しましょう。対応エリア内であれば、スムーズに取り引きを行えます。

 

一方で対応エリア外の場合は、追加の輸送費用が発生したり、そもそも買い取りしてくれなかったりする可能性があります。


持ち込み・出張どちらに対応しているか


買取業者が持ち込み・出張のいずれに対応しているかも併せて確認しましょう。

 

持ち込みは一般的な回収方法で、パレットを買取業者の元へ運搬します。対応エリア外の場合でも、持ち込みで対応してもらえる可能性がある点がメリットです。ただし、パレットを自らで運ぶ手間とコストがかかる他、大量に輸送するのが難しい点は念頭に置いてください。

 

また出張買取のメリットは、倉庫や事務所からパレットを移動させる必要がない点です。特に大量のパレットを運ぶ際や、なるべく手間をかけたくない際に便利となるでしょう。一方で出張に別途で費用がかかったり、対応外エリアの場合はサービスを利用できなかったりする点がデメリットとなります。

 

運送費や人件費など考慮して両者を比較し、どちらか都合の良い方を選びましょう。


SDGsに取り組んでいるか


SDGsで掲げる開発目標達成のために、自社で何かできることはないかと考えている場合は、SDGsに取り組んでいる業者か否かも確認するのがおすすめです。こうした業者では買い取った中古パレットをただ単に廃棄するのではなく、選別や修理を行って再販売しています。


SDGsに取り組んでいる業者を利用すれば、リユースやリサイクルなどを通じて資源循環を促進でき、持続可能な循環型社会の構築に貢献できるでしょう。


料金設定が明確か


料金設定が曖昧なままサービスを利用すると、想定外の費用を請求される可能性があります。そうならないよう、料金設定が明確な業者を選択してください。

 

料金設定に透明性があるか否かは、信頼のおける業者かを判断する一つの材料となります。サイズや素材による買取価格だけでなく、修理費用や出張費用はいくらなのかなども併せて確認しましょう。


実績が豊富か


業者を選ぶ上で、実績の有無も重要なポイントです。実績が十分な業者はサービスの質が高く、顧客満足度も高いと判断できるでしょう。実績を確認するには、ホームページで過去の活動内容を調べたり、実際に問い合わせて資料をもらったりするのがおすすめです。

 

実績と併せて口コミをチェックすれば、業者のサービス品質や顧客対応の実態をより詳細に把握できます。身近に利用者がいれば実際の使用感を聞いてみて、いない場合はSNSなどで確認しましょう。


中古パレット買取業者を利用する際の注意点




中古パレットの買取業者を利用する際は、以下の注意点を押さえておきましょう。

 

      パレットのサイズはそろえておく

      まとまった枚数を用意する

      なるべくきれいな状態にする

      企業名が入っているパレットがないか確認する

 

上記は「買い取ってもらえない」などのトラブルを避けるためにも重要なので、それぞれ詳しくご紹介します。


パレットのサイズはそろえておく


買い取りを依頼するパレットは、サイズごとにそろえておきましょう。サイズがばらばらだと、以下のようにさまざまな不都合が生じます。

 

      上に積み上げられない

      買取業者の査定業務に支障をきたす

      取り引きがスムーズに進行しない

      運送コストがかさむ

 

またそもそも業者によっては、売却できるサイズに規定が設けられている可能性もあります。事前にパレットのサイズを確認し、売却できるかを確認しましょう。

 

なお当社の買い取りサービスでは、サイズがそろっていればどのようなサイズでも対応可能です。


まとまった枚数を用意する


買い取りサービスを利用する際は、パレットのサイズをそろえた上で、まとまった枚数を用意しましょう。業者によっては、「100枚以上」「200枚以上」のように買い取りするパレットの最低枚数の基準を設けています。

 

何枚以上で買い取ってもらえるのかの詳細は、買取業者に確認してください。なお当社の買い取りサービスでは、プラスチックパレット・木製パレットは50枚を最小ロットと定めています。

 

なお、まとまった枚数に達するまでは買い取りを依頼できないため、自社の倉庫や工場内のスペースで保管することになるでしょう。積み上げる高さに法的な制限はないものの、高すぎると不安定になり転倒リスクが増加します。実際に死亡事故も起きているため、パレットは適切に積み上げる、一定の高さ以上には積まないなどの対策を取ってください。


なるべくきれいな状態にする


買い取りを依頼するパレットは、なるべくきれいな状態で保管しましょう。中古パレットは業者を通してリユースされ、再販売されるケースが多いため、以下の状態だと買取対象外となる可能性があります。

 

      ひび・割れがある

      板抜けがある

      腐食している

      劣化している

      著しく汚れている

 

業者によっては上記の状態でも買い取りは可能かもしれませんが、修繕費用がかかることもあり、清潔な状態と比較して買取価格が落ちる可能性がある点には注意してください。


企業名が入っているパレットがないか確認する


買い取りを依頼するパレットの中に、企業名が入っているものがないかを確認してください。「〇〇株式会社」「〇〇製紙」「〇〇化学」など企業名が入ったパレットは、原則として売却できないためです。

 

売却する企業側が所有権を放棄する場合は売却が可能ですが、その場合リスクが伴うため注意してください。例えば、無断で企業名の入ったパレットを売却すると、転売と見なされてしまうかもしれません。


まとめ


本記事では、中古パレットの買取業者を利用するメリット・デメリット、選び方のポイント、利用時の注意点などを網羅的に解説しました。

 

中古パレットの買取業者を利用すれば、廃棄コストを削減しつつ収益を上げられる他、リユースやリサイクルによりSDGsに貢献できるなどのメリットを享受できます。ただしパレットのサイズがそろっていなかったり、企業名が入っていたりすると買い取ってもらえない可能性があるため注意しましょう。

 

買取業者を選ぶ際は、古物営業法を遵守しているか・対応エリアに該当しているか・SDGsに取り組んでいるかなど、本記事で紹介した複数のポイントを考慮して選定してください。


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